受傷した際の応急処置について
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最近では、RICEの法則に代わって、POLICEの法則が推奨されることがあります。
POLICEとは、Protection(保護)、Optimal Loading(最適負荷)、Ice(氷)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字を取ったものです。
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Protection(保護)
怪我をした部位を保護することで、損傷の深刻化を防ぎ二次的な損傷を防止します。保護の方法としては、テーピングや包帯を巻くなどの方法があります。
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Optimal Loading(最適負荷)
怪我をした部位に負荷をかけることで、回復を促進することができます。ただし、負荷のかけ方や量には注意が必要です。専門の方の指導のもと、適切な負荷をかけるようにしましょう。
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Ice(アイシング)
氷や冷水で怪我をした部分を冷やすことで、痛みを和らげることができます。ただし、氷を直接肌に当てないように注意してください。また、冷やしすぎないように、10〜20分程度で一旦中断し、再度冷やすことを繰り返します。
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Compression(圧迫)
圧迫することで、血流が止まり出血を抑えることができます。ただし、強く圧迫しすぎないように注意してください。また、圧迫時間は20〜30分程度で一旦中断し、再度行うことを繰り返します。
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Elevation(挙上)
怪我をした部位を挙上することで、血流が良くなり、痛みや腫れを抑えることができます。できるだけ心臓よりも高い位置に上げるようにしましょう。